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Friday, January 25, 2013

フェス開幕しました

アトリエ劇研舞台芸術フェスティバル開催から1週間経ち、いよいよ2団体目の公演が始まります。少しずつ近づいてきております。あと1ヶ月ちょいですな。

最近出会う人達になんでソロなんですかってよく聞かれる。何でソロなんだろね。と思って振り返る・・・

私がソロを始めた3年前はまったく知り合いに同世代のダンサーさんがいなくて、オーディションもなくただたまに公演を観に行ってはああいいな、いつか踊りたいなって思ってレッスンを受ける日々。
でもこの状況から抜け出したい!踊りたいっ!て思ってアートの力で地域を活性化させようといったアートプロジェクトに参加し、商店街の空きテナント滞在制作(かっこよく言うと)し、最終結果としてパフォーマンスをやった。
それを映像として出し、横浜のBankArtへ滞在制作しにいくことになった。横浜=ダンスみたいなイメージが勝手にあって行けるものなら行くって感じで飛び込んで。毎日制作スタジオに行って踊ること、作ることを繰り返して、そん時も映像使った作品やりたいって思って映像作ってくれる人なんかいないから自分で映像の分厚い書籍買ってきて、一緒に滞在制作しているアーティストさんにやり方だけ聞いて自分で作って。今思うと恥ずかしいくらい単純な映像だけど。そのスタジオには中村恩恵さんのスタジオもあってダンス観て頂きたいなーと思いつつ結局お会い出来ずだったな。

そん次はCONNECTっていう大阪芸創での審査会で踊って、初めてプロの舞台関係者の方に観られてなんかまあ・・・いろいろぶっ壊せって言われた。

ぶっ壊すか・・・

とりあえず手元にある映像資料をまた応募して。スタッフさんもいないのに(笑)でもとりあえずプロデューサーの方に観てもらえるんじゃねって思って。
それからアゴラのサマーフェスで初めての単独公演をやった。いきなりの単独公演で何もわかんなくて制作面も作品作りも自分しかいなくて。集まってもらったスタッフさんにはほんとに助けてもらった。
まだ荒削りだけどごつごつでも尖ってていんだよって言ってもらって。人に好かれるような作品にわざとするなって言われたのを思い出す。
そのご縁で吉祥寺シアターで初めて踊り、大舞台にアザだらけ体力消耗限界寸前だったぜ。

それからやっとずっと出たかったnibroll公演やミクニヤナイハラプロジェクトに出れる事になって、間近でみる洗練されたダンサーさんの身体に、作品の素晴らしさに、プロとしての尽きる事のない作品への追求力に、スタッフワークに、同世代の出演者の方がいるという喜びに本当に嬉しかった。


こう考えると一人でやるしかない環境だったからというしかないのだが・・。でも同じように、やりたくても出来ないとか勇気ないとかいろいろ躊躇しちゃうけど、とにかくやってみようよって感じなんです。思えば足は進んでくとしんじて る。
だから今回のソロ公演もそういう若い方には是非観て欲しいんです。
よろしくお願い致します




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