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Friday, June 25, 2010

試行錯誤

スタジオインから2週間近く経ちました。
作品を作るとことの難しさに直面しっぱなしで、ダムタイプの作品を幾つも観たり、芸術論についての本や演劇に関する小説を読んだりするも、うーん。古橋さんの「芸術は可能か」って言葉はメモランダムを読んではじめて彼の言葉の意を理解できた。芸術で本当に世界を変えようとしたんだなって思って作品がフラッシュバックして泣きそうになった。



どうやってみんな振付けをしてるのかわからない。これで正しいのかさえ分からんけど、即興で踊る事を1日のうちで10セットくらいやってみて、やってる最中にあーもうわからん限界ってなった時になんか意識がなくなってそれでも踊ってその様子を後でビデオ観て驚いたり。
とにかく今は自分の中にあるもんを限界まで吐き出す(つまりは踊りで出す)ってことしかやってなくて。最終的にそこから出たもの参考にできたらって思う。


なんか思う事はアートって意味を求められがちだし、でもそんなに意味って必要かって思う。それは観客が意味があるほうが理解出来るし伝わるってことじゃないのかとも思う。もちろん意味は私も探してるけどまだ見つからない。でも意味はなくてもわからなくても自分が必死になって出したものっていうのは何にも属してなくてピュアなものなんじゃないかと最近思う。

Friday, June 11, 2010

dumb type 「OR」

dumb type 「OR」



私の大好きな作品



現在東京のICCにてdumb typeが1990年以降に行った舞台作品の記録映像5作品を上映中らしい。


今週末にでも観に行ってみよう。初演が1997年で今から13年も前だというのに今もなお愛され影響を与えているというのは本当にすごい事で。コンテンポラリーダンスといっても本当にいろんな表現がたくさんあるし、自分の中でもまだ定まってなんかいない。
振付けを始めたのが去年の秋からで、それまではやりたくても勇気がなくて理想ばかり語ってた。あーダサイと思う。今でも作品作りから逃げたくなる時があるけどそれはみんなそうなのか?ブログで書きたくないないようだが、かっこつけて順調です!とか近況報告だけなんていうのもなんか嫌だ。

自分のなかにあるテーマを確かなものにしていくにはやっぱり向き合うことでしかないようだ。それはわかる。途中でやになるのも好きになってくのも自分しだいっちゅうことかな。