news

Friday, May 27, 2011

作品のこと


私が今とりかかっている作品「I'm ボカン」は、梶井基次郎の奇作品「檸檬」「愛撫」をモチーフに現代版にアレンジしようとしている。
爆弾にみたてたレモンや、猫耳を切符きりでパチンときってやりたいという欲望。そう梶井さんはかなりの妄想族である。そのポップで大胆でエキセントリックな妄想パワーを持つ梶井ワールドに私は挑もうとしている。

この「檸檬」「愛撫」という作品はどちらも彼の押さえきれない妄想や欲望、自分の身に襲いかかろうとしている死への恐怖や欠落、堕落をただ暗く表現するのではなくユニークかつ自虐的に取り扱った作品である。

今回この2つの物語を合わせ自分自身の自虐行為を意味とする『I'm ボカン』というタイトルを私はつけた。

彼は死の数時間前に「悟った」と言ったそうだ。
自らの死をネタにし不を負で表現するのではなくプラスで表現し周囲に見せる事で、彼は残りの人生を精一杯生き抜く希望と、持ち前の妄想パワーを発揮させる喜び、物語を書くという喜びを感じていたのではないだろうか・・・。
そしてきっと死ぬ間際にその方法が正しかった、満足だったと確信し「悟った」と言ったのではないだろうか。

彼が死を覚悟しそのリングに立ったように、私もリングに立ちたいと思う。

今日は作品についてモヤモヤしていた部分がスカッと抜けたような気がした。近頃の自分のダンスに対する向き合い方やダンスに求める趣向と、この作品で私が言おうとしていることが繋がった気がした。

Monday, May 2, 2011

その1

先日東京の池袋B-garlleryにて入江清美さんの個展が開催され、そのオープニングパーティーにて踊らせて頂きました。実験パフォーマンスという事で同時に音楽を幾つも流し、観客にも流す曲をセレクトしてもらいどんな変化が見られるのかを試してみるということを行いました。うーん、難しい。もたつきもあり、もっと見たかったという意見をたくさん頂き、反省。もっといろんな魅せ方、飽きさせない方法を研究せねば。でも悔しい思いもしたけれど、やらないとこの経験から学ぶ事はできないから次にいかせれるようがんばります!

最近みたもの

岡本太郎展 

かなり爆発してました。展示も素敵やったし、最後のおみくじも。太郎氏からのお言葉、しっかり教訓にします!


秋葉原界隈、ドンキホーテ、AKB劇場
男子率高!ドンキのコスプレ超充実してた。見た事ないコスプレもめっちゃ売ってたし、ピンキリだけど意外に制服系って高いのね。7000円くらいするんやもん。気軽に一着って訳にはいかないね。
メイド喫茶コーナーうろうろしてたらはお店の方からホイップクリームで@をお客さんと書くみたいなサービスパフォーマンスをしてたみたいで見たいーって思ったけど見れなくて声だけでもいいからムービー撮ってたら「おやめ下さいお嬢様〜」ってメイドさんに言われちゃいました。怒るときもメイド心を忘れないなんてさすがーってちょっと感心。
AKB劇場の入り口にはメンバーの写真がズラ〜〜〜〜☆すごい



中野ブロードウェイ
一番テンション上がりました!まんだらけのデラックス店みたいなのがありました。もっとゆっくり見たかったな。なんか昭和〜な南国っぽい変な美容室とかあったり、マニアックなお店も多いし。雑なんだけど高級だしよくわかりません。