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Monday, September 12, 2011

ありがとうございました







撮影:Masakazu Yoshikawa

駒場アゴラ劇場 サマーフェスティバル汎-PAN-無事終了しました。
ご来場頂きました皆様、アゴラ劇場のスタッフの皆様、今回制作、舞台演出、当日運営を全力でサポートしてくださったスタッフの皆様、たくさん相談しいっぱい語り合った照明井坂さん、本当にありがとうございました。そしてお忙しい中アフタートークにお越し頂いた東野さん本当に感謝しております。

初めての単独公演、しかも東京で、踊り始めてまだ間もない私にとっては全てのことが初めてだらけでした。感想もたくさん戴きひとつひとつじっくり読ませて頂きました。こうやって様々な反応があることがすごく嬉しく、不器用でまだ未熟なものだったとしても何か見て頂いた方に良くも悪くも反応があることが表現者としてとても嬉しく思います。そこからどう受け止め、また作り上げていくかを考え次に活かせる様頑張っていきます。


また今回このような舞台の機会を与えてくださったディレクターの矢内原さん、アゴラ劇場木元さん本当にありがとうございました。
小屋入り前日に矢内原さんに相談し、もうやってしまった方がいい!まわりは気にしてはいけないよって言葉すごく嬉しかった。そのアドバイス通り、本当に今出来る精一杯のダンスを身体が疲弊していく樣を舞台にそのままぶつけた。もう倒れる寸前まで踊った。既存の動きばかり、同じ動きばかり、まだ実力はない、ダンサーとしてはどうなのって思うかもしれない。だけどもう裸になってかっこつけず今出来ることをやって、女が一人舞台で踊る。そのシンプルさ、それで何か伝わるんじゃないかって思った。使ったレモンは330個以上。アゴラの壁にも何個も投げつけた。そのしぶきで匂いがまた空間全体に広がる。まさにレモンと少女だった。この作品は本当に小屋入り後に急速に変化していった。使用するレモンの数も、その流れも、匂いのアプローチも。劇場が本当に育ててくれた。本当に感謝しております。

また再演出来るよう時間をかけ鍛錬して参ります。今若手には代表作みたいなものがないです、はい。作っては次という流れではなく1つの自分のベースとなる作品になるようこれからもやっていきたい。そして次回もぜひとも私的文学ダンス作品に挑みたい!

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