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Saturday, June 4, 2011

作品のこと(続)

この作品では一人の女がリングに立ち向かうということが物語の中心だ。自らの死を受け止めリングに立つ。観客に見られる。観客はボクシング試合のようにゲームを楽しむ。女は自爆行為を繰り返し、観客は滑稽な樣を楽しむ。ただ梶井基次郎(女)がしかけた時限爆弾による妄想ゲームを梶井本人(女)は楽しむ。そう楽しむ側と楽しまれる側が2つ存在し、観客はゲーム(試合)を見て楽しむ。梶井(女)は自ら考案の妄想ゲームを楽しむ。その2つが交互し、馬鹿にする側と馬鹿にされる側が交互に逆転を繰り返す。

梶井さんはこんな風に妄想していたのだろうか・・・
かなり原作とはかけ離れている部分もあるが、今の私の感覚と梶井妄想ワールドが上手く共存し描きたい。
いい意味で既存の小説をぶっ壊したい。

この1週間でDVD9本観た。ちょっとでも作品のアイデアになればと。なかなか観ても引っ張り出してくるのは難しいけど、音楽とか、話の導入とかいろいろ勉強になる。
まじがんばろ

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